サヤ取り入門 / 羽根 英樹,蔓部 音士

ブロック、玉帳、サヤ棒グラフ

サヤ取りの極意

1.順サヤ期の順サヤ取り
①サヤのピークと相場のピークはだいたい一致する。
②サヤの開閉の周期は15日、30日が多い。
③なるべく大きいサヤの波を狙って仕掛けること。
④順サヤ期での1つの山は拡大を始めた値段の水準まで戻ることが多い。
⑤危険な動きがあれば、損切りするべし。チャンスはいくらでもある。
⑥急激なサヤの伸び「びよーん」はサヤ転換が近いサインのひとつ。
⑦両方の限月でS高、S安になったときは転換のサイン。
⑧異市場間のサヤ取りは、ゆっくりと構えて値切り幅も大きく取る。
⑨異市場間のサヤ取りは、同市場間と比べ、ややハイリスクハイリターンである。
⑩サヤ滑りに注意。
⑪分割の仕掛けは、計画的にすること。
⑫第二弾以降の仕掛けは、無理しないようにする。さらに平均値にも注意する。

2.逆サヤ期の順サヤ取り
①逆サヤがいったん同サヤに近くなるくらいまで縮小したあとの拡大を狙うのがベスト。
②逆サヤ期は、サヤのリズムが乱れやすく、順サヤ期よりも、やや難しくなるので注意。
③サヤ出世が起きているときのサヤ取りは、2番限を買い限月にする。
④当限は値幅制限がはずれると、動きが大きくなるので注意。
⑤納会日前に手仕舞ったほうが無難である。

3.順サヤ期の逆サヤ取り
①サヤ滑りを利用して取るのが有利である。
②2.からドテンして1.をすると、失敗しやすい。
③短いリスムでとれる仕掛けほど、玉を厚くする。
④短いリズムで仕掛けたつもりが、予想に反して長引いたときは、重いきって全部仕切る。
⑤2.のあとに1.を取るつもりなら、手仕舞いは早めにしておくこと。

4.逆サヤ期での逆サヤ取り
①大きく弓なりしている上凸型の逆サヤの形は出現頻度があまり多くないが、4.には有利。
②4.の損切りは早めにする。引かされるととても怖い。

シーズナルの優位性を利用する。
年末やGW前などどちらに転ぶかわからない場合は、節目で区切りをつける。

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