新・知的生活の方法 ものを考える人考えない人 / 渡部昇一

1つのことに秀でれば、たいていの望みはかなう。

学問に限らずどんな分野でも、学び続け思索を重ねることがいかに大切か。
よき師とライバルをもつこと。
「読書は充実した人間をつくり、会話は機転のきく人間をつくり、書くことは正確な人間をつくる」ベーコン

知的友情こそ自分を高める最高の人間関係である。

貧しくとも心豊かな人は、心貧しい金持ちよりもあらゆる面で優れている。
少々の無理をしてでも本を買い続けるという習慣のない人が、知的に活発な生活をしている例はまずない。
孤独はマイナス面も多いが、この孤独という時間なくして自己の成長はあり得ない。

自分専用の空間を持つ無上の喜び(書斎など)

なぜ「大人に時間」より「子供の時間」のほうが長いのか。
→人は物理的時間の価値の変化を、年齢とともにかなり明確に感じるものなのである。
頭のエンジンも中断されることなく回転していけば、頭はますます冴えてくるものだ。

情報を生かせる人、情報に振り回される人。

「情報の捨て方」に有能さが問われる時代

井戸を何本も掘っておく。1本目が枯れたら2本目を使うのだ。

専門分野の井戸は誰よりも深く掘る。そして深く掘った井戸を増やす。

「感謝する」ことには敏感、「感謝される」ことには鈍感であれ。

 

人間の優れた資質のいくつかはお金に絡んでいる。

経済的自立なしに人は評価されない。
お金のあるところにはいろいろな「知恵」が出てくる。
「仕事を道楽化」できるのも十分な蓄えあればこそ。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です